インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーとは?

インプラントオーバーデンチャーとは、取り外し可能な入れ歯をインプラントで固定する治療法のことです。
「インプラント義歯」と呼ばれることもあります。

歯を失った箇所に片顎(上顎または下顎)2〜6本のインプラントを埋入し、その上にアタッチメントというパーツと入れ歯を連結して使用します。部分入れ歯、総入れ歯ともに対応可能です。

インプラントオーバーデンチャーのメリットとは?

インプラントオーバーデンチャーの主なメリットとして、通常のインプラント治療や入れ歯、ブリッジと比較した際に以下の5つが挙げられます。

⑴インプラントの本数を軽減でき、費用負担が軽減

通常のインプラント治療では失った歯の本数に対応するインプラントが必要ですが、インプラントオーバーデンチャーの場合、上顎全体を治療する際には4~6本のインプラントで済みます。これは、義歯が複数の歯を一体として支えるため、必要なインプラントの本数を最小限に抑えることができるためです。特に下顎の硬い骨では、さらに少ないインプラントで対応可能な場合もあります。これにより、費用や身体的負担が軽減されます。

⑵取り外しが簡単

インプラントオーバーデンチャーは患者自身が簡単に取り外しできるため、従来の入れ歯と同様に手入れや調整が容易です。介護が必要な場合でも、介護者が入れ歯を外してインプラント周りを清掃しやすいのも特徴です。

⑶安定した噛み心地

インプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に埋入されたインプラントで義歯を支えるため、通常の入れ歯よりも噛む力や安定性が大幅に向上します。また、食事や会話中に入れ歯がずれる心配もなく、快適な使用が期待できます。

⑷自然な見た目を回復

通常の部分入れ歯は隣の歯にバネ(クラスプ)を引っ掛けて固定するため、見た目が目立つことがありますが、インプラントオーバーデンチャーではインプラントで義歯を支えるためバネが不要です。これにより自然な見た目が実現し、残っている歯への負担も軽減されます。

⑸顎の骨が少ない方でも治療が可能な場合がある

通常のインプラント治療では顎の骨量や厚みが重要で、骨が不十分な場合は骨造成や骨移植が必要です。しかし、インプラントオーバーデンチャーでは、顎の骨が十分にある箇所を選んでインプラントを埋入するため、骨造成などの追加治療を行わずに対応できるケースがあります。

治療の選択肢は一つではありません

治療の選択肢は一つではありません。当院では、総合的な治療をご提案しています。

総合的な治療計画

当院は、治療計画を立てる際に「抜歯する」「インプラントをする」といった安易な判断を致しません。まずは「抜歯せず治せる方法」を第一に考え、長期的に患者様にとって利益となる事を踏まえて治療を進めます。

最適な治療法の提案

精密な診査診断の結果、「インプラントよりも入れ歯が適している」と判断される場合は、患者さんのお口に合った義歯づくりをサポートします。また、ブリッジや入れ歯とインプラントを組み合わせた治療法など、幅広い選択肢を用意し、患者さんにとって最も有益な解決策をご提案します。

当院では、患者さんのご希望に最大限応える治療法を提供し、最適な口腔健康の実現を目指しています。

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