歯のクリーニング(PMTC)
PMTCについて
プロ(歯科医師・歯科衛生士)による歯のクリーニング
プロ(歯科医師・歯科衛生士)による歯のクリーニングのことを言います。歯ブラシでは除去できない歯石を除去し、専用の器具を用いて歯面を徹底的に磨き上げます。
プラークや歯石は細菌のすみかであり、汚れが残ったままにしておくことは、虫歯や歯周病の原因になります。
ご自身で行うセルフケア(歯磨き)の質を高めることも大切ですが、プロのケアを併せて行うことが大切です。
PMTCのメリット
- ご自身本来の白い歯に
- 歯周病や虫歯の予防に
- エイジングケアに
- 病気の予防に
- 口臭の予防に
歯ブラシ、フロス、歯間ブラシについて
歯ブラシ
子供の歯ブラシの選び方
お子様の場合は、お口が小さいので小さめの歯ブラシがオススメです。
大人の歯ブラシの選び方
大人の方に関しては、個人差があるので担当歯科衛生士にお聞きください。
正しい歯ブラシ使い方、ブラッシングについて
ハブラシの基本的な持ち方は、鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」の2つがあります。
「1~2週間でハブラシの毛先が開いてしまう」ような方には、「ペングリップ」がおすすめです。余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので、隅々まで丁寧に磨けます。
フロス
フロスとは?
歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間(歯間部)の清掃に用いる清掃用具のひとつで、歯間清掃専用にとても細い繊維を合わせて作られています。
この繊維が歯と歯の間に広がり、間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスには「糸巻きタイプ」と「ホルダーつきタイプ」の2種類があります。
フロスが必要な理由
歯と歯の間には汚れが非常に溜まりやすく、虫歯や歯周病になってしまうと治療が難しくなりやすいため、時間がかかっても行う必要があります。
正しいフロスの使い方
- デンタルフロスを40cmくらいに切り、両手の中指に2~3回巻きつけ、15cmくらいの長さにしてピンと張ります。
- 両手の親指と人差し指で糸をつかみ操作します。
- 使う部位に合わせ、歯と歯の間に挿入します。
- 歯肉の少し中まで(スッと入るところまで)デンタルフロスを挿入します。
- 歯の面を2~3回上下にこすって取り除きます。
フロスを取り出し、全ての部位の清掃が終わったら、うがいをします。
※ 詰め物に引っかかるなどでうまく外せない時は、無理に外そうとせず、一方の指の糸を外して、外側に引き抜くようにしましょう。
歯間ブラシ
歯間ブラシとは
ホルダーにフロスが取り付けられているもので、指での操作が難しい方や初めて使う方に使いやすいタイプです。
正しい歯間ブラシの使い方
ホルダーにデンタルフロスが取り付けてあるため、簡単に操作できるようになっています。ホルダーの形によって、使用する部位での使いやすさが異なります。使い方は指に巻きつけて使う場合と同じように使います。